永井 均×鈴木康夫 刊行記念トークショー   『天女(アプサラ)たちの贈り物(マーヤー)』 

 この世界の成り立ちについて、宇宙崩壊という破局の意味について、わたしという存在の謎について、独自のメッセージを発信し続ける哲学者と、ヴィジョネールな新進作家が対話します。       

 現代宇宙論がその最先端で描きだす宇宙像、ブラックホールやダークマター、あるいはビッグクランチなどの哲学的・人間的意味はどこにあるのでしょうか。

そこには、わたしたちの日常の言葉では届かない秘密が隠されているのでしょうか。そしてまた、この宇宙の成立について語ってきた伝統的な形而上学や詩的ヴィジョンや神秘の言葉は、現代の宇宙像とどんな地点で交叉するのでしょうか。


 ★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。

※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。

(電話:03-5956-6111) 

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ジュンク堂書店池袋本店


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永井 均氏絶賛『天女アプサラたちの贈り物マーヤー

 これは、私の知るかぎり、本当の問題を主題として書かれた史上はじめての小説である。

 しかし、読むたびに酔い痴れて恍惚としてしまうのは、主題のせいばかりではないようなのが、また不思議。

 

永井 均(ながい・ひとし)

1951年生まれ日本語によってオリジナルな哲学を展開し続ける。「私」とは何か、「語りえぬもの」とは何か、「なぜ、人を殺してはいけないのか」など、リアルにして今日的な問題に正面から取り組もうとする構えは、哲学における「永井問題」とも称される。近著、『哲学の密かな闘い』『哲学の賑やかな呟き』(ぷねうま舎)ほか。専攻哲学・倫理学慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位所得現在日本大学文理学部教授.


鈴木康夫(すずき・やすお) 

1970年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。東京都立新宿高等学校卒。明治大学理工学部数学科卒。日本大学大学院博士前期課程修了(素粒子物理学専攻)。小説の執筆は、学生時代に始まり、永井均氏の著作を愛読する中で、旅やさまざまな芸術鑑賞、思索活動、高校講師や宇宙開発プロジェクトなどにかかわった実務の蓄積が、この度のSFファンタジー『天女アプサラたちの贈り物マーヤー』に結晶した。