2015年

12月

21日

回心 イエスが見つけた泉へ

「宗教」の核心に迫った宗教哲学者による、21世紀への遺言

 

 回心 イエスが見つけた泉へ

 

八木誠一

 

2016122日刊行 四六判・上製246 

本体2700円 ISBN978-4-906791-53-8 C0014

 

■ 回心とは何か。宗教の根源にひそむものへ、独自の思考の道を切り開いた宗教哲学者が、渾身の力で書下した21世紀への遺書。

 

■ 何かが決定的に更新されること、堅固と思われていた自我の基盤がくつがえること、その実態とはどんなもので、この現実とそれはいかにかかわるのか。

  主体の交替、フロント構造、統合……自ら編み出した概念の枠組みを駆使して、根本的な転換と覚醒の実像に迫り、その光をもってこの世界のありうべき未来を照らし出す。 

 

  イエスが指さした泉、それは宗教・宗派を問わず、誰にでも開かれている。

目次

 序章 回心と現代

   Ⅰ 統合の作用                 Ⅱ 回心の構造

第1章 「神のはたらき」をどこに見るか    第3章 自我と自己

       ──経験とイメージ化──     第4章 主体の交替

 

第2章 統合ということ                      終章 キリスト教教義の形成について

著者紹介

八木誠一(やぎ・せいいち)

 

1932年生まれ. 専攻, 新約聖書神学, 宗教哲学. 東京大学とゲッチンゲン大学に学ぶ. 文学博士(九州大学), 名誉神学博士(ベルン大学). 現在, 東京工業大学名誉教授. 日本基督教学会理事長, 東西宗教交流学会会長などを歴任. 著書:『新約思想の成立』(63,『神はどこで見出されるか』(滝沢克己との対話, 77, 『覚の宗教』(久松真一との対話, 80, 『キリスト教の誕生──徹底討議』(秋月龍珉との対話, 85, 『パウロ・親鸞*イエス・禅』(83,『宗教と言語・宗教の言語』(95 『新約思想の構造』(2002, 『イエスの宗教』(09, 『対談評釈 イエスの言葉/禅の言葉』(上田閑照との対話, 10, 『〈はたらく神〉の神学』(12)ほか.