未来哲学 第二号 特集・異なる近代の可能性 非西欧の視座から

心にもう一つのポケットを! 

 

未来哲学   第2号(年2回刊)

 

 特集・異なる近代の可能性 非西欧の視座から 

 

 編集委員 末木文美士・山内志朗・中島隆博 

  発行所  未来哲学研究所 

 

 

2021525日刊行 A5判・並製 260頁  

本体2000円  ISBN978-4-910154-19-0 C0010

 

    思想の冬の時代に、あえて船出する思想誌です。希望を語ろうとするのではありません。そのこと自体が主題となるほどに困難であるからこその挑戦──手がかりは、非西欧の思想圏への、あらためての着目です。イスラーム、東アジア、ロシアその他の地域の見えなくされた可能性を掘り起こし、思想の風景を描き直すカギを探します。

    希望とは何か、終末とは何か。一つの大きなサイクルが巡り終えたかのような、薄暮に閉ざされた時節を超えるために。

特集・異なる近代の可能性 

非西欧圏の思考から「近代」に由来するものではない思考の端緒を探求し、これまで排除されてきた着想の種子を掘り起こす。

 

特集 異なる近代の可能性――非西欧の視座から

     はじめに                            朝倉友海

    ロシア、全一性の視座──ソロヴィヨフを中心として    谷 寿美

    清末、もうひとつの進化論と「個」──梁啓超、章炳麟  坂元ひろ子

    ムハンマド・アブドゥフとイスラーム神学            小村優太

       ──『神の一性論考』における神の予定と自由意志    西平 直

    ブータンという生き方──転生のコスモロジーと欲望の拡大

    対談 情熱の人、井筒俊彦と東方        山内志朗・永井 晋

提言 未来のために

   もう始まってしまった試練の時に──希望はあるのか

                         オレリアン・バロー